結露を防ぐ
永く住まい続けられる家づくり
建物の寿命をのばすためには、湿気から守ることがとても大切です。一般的に木材の含水率が高い状態が続くと、木を腐らせる腐朽菌やシロアリが発生しやすい木材環境となってしまいます。kicoriではこういった木材環境にならないように、構造材はすべて、含水率が20%以下の人工乾燥材を利用し、湿気結露を防ぐ工法により、木と建物にやさしく、末永く安心して暮らせる木造住宅を実現いたします。
ハイベストウッド
kicoriでは、壁の下地材として、構造用ハイベストウッドを採用しています。気密性が高く、面全体で外力を受け止めるため、力が分散し、一部に負担がかかりにくくなります。間伐材などの木材チップを圧縮して作られており、透湿抵抗が低く、湿気を屋外に排出しやすいので壁内の結露を防ぐことができます。また、他の構造用合板と比べて、シロアリによる食害率は1/10という実験結果が出ています。
通気工法
湿気対策の重要ポイント、それは
壁体内(へきたいない)結露の防止です。壁体内結露とは、室内外の温度差によって生じる湿気で、木造住宅を劣化させる大きな原因のひとつです。kicoriでは外壁内側に高性能な透湿防水シートを貼り、さらにその外側に通気層を設ける通気工法を採用しております。
壁体内を風通しのよい状態に保ち、軒天部から常に湿気を放出することで結露の発生を防止します。